日本共産党東村山市議会議員
山田 たか子

山田ニュース65号

9月議会が始まりました
22日からは、2022年度決算の審議です。コロナ禍で、市の予算がしっかりと市民生活・いのちを支えるものとなっているか、質していきます。
初日に行われた市長の報告と私の見解を一部ご報告します。
◆更なる行財政改革が必要!
 ⇒職員削減、民間委託など、国の方針に従っていては、市民を支える“公共の役割”が後退する危険性があります。
◆国民健康保険の収納率が86.2%!(前年度比-0.3)
 ⇒納税強化ではなく、高すぎて支払えない国保税の問題を解決することが必要です。
◆義務教育就学児医療費助成の所得制限を撤廃!
 ⇒市民の皆さんと求めてきた要望が一歩前進です。さらなる拡充を目指しましょう。
◆公共交通不便地域に新たな交通手段の導入!
 ⇒事前予約制のタクシー型で、1乗車500円。2023年度以降の開始を検討。できるだけ早期に、身近な交通手段として大いに活用されることを期待します。

共産党市議団市内全小中学校を訪問
学校施設の老朽化の視点でお話を伺うために、7月後半から8月上旬にかけて市内全小中学校22校を訪問させていただきました。
夏休みと言っても、学校現場の先生方は、研修・プール指導・授業準備・事務処理など、多忙な仕事に追われている印象です。そのような中、校長先生にご案内いただき、現状を伺うことができました。
多くの学校で共通する課題はトイレです。現在、順次古いトイレの改修工事を進めていますが「教室の前のトイレが古く、自宅に帰るまで我慢している」と、小学生の保護者からの切実な声を、市の教育委員会にも伝えました。
小学校の給食調理室では老朽化と、高温になる室温で調理員さんの体調を心配される先生の声も。給食実施には、労働環境の改善が急がれます。

根っこが同じ! 今起きている身の回りの問題
モリ・カケ・桜など、様々な疑問を明らかにせず、政府が次々と進める政策は、国民のくらし・命が置き去りです。その背景あるものは…

財界の利益最優先の政治 
▶原発政策の大きな転換(新増設・延命化)
▶福島の海に汚染水の放出
▶マイナ保険証で現行の保険証廃止
▶インボイス制度導入で増税
▶都立高入試に英語スピーキングテスト導入

アメリカ言いなりの政治
▶有価フッ素化合物(PFAS)の井戸水汚染
▶横田基地。基地周辺のオスプレイ飛行
▶軍事費を43兆円に増額⇒平和憲法を壊して、戦争する国へ大転換

人権が守られない政治
▶結婚の平等に向き合わず、夫婦別姓も認めない根強い「家父長制」「家制度」
▶多数者の権利擁護を前提とするLGBT法
▶外国人の人権を軽視する入管法の改悪

だからこそ政治を変えていく大きな声が必要です
「またモリ・カケ・桜?いつまでやるの?」「もっと他にやることがあるでしょ?」と、共産党や野党の追及にもどかしさを訴える声も届きます。けれども、明確な答弁を避け、追及をはぐらかし続ける政治には、期待も信頼も持てません。ご一緒に、国民が主人公の政治へ!

関東大震災から100年 ~過去から学ぶ平和と人権
9月1日は防災の日ですね。1923年9月1日に起きた大地震。住宅の倒壊、火災、土砂災害、沿岸部では津波被害で、首都圏の死者・行方不明者は10万5千人。教訓をいかし防災に取組みます。

災害と同時に人災により多くのいのちが…
震災直後から朝鮮人の放火や暴動など、多くのデマが広がり、朝鮮や中国の人々、社会主義者たちが集団虐殺されました。誰も責任をとらない日本政府。二度と人災による犠牲者を出さないよう、国は調査・謝罪をし、遺族への補償も求めます。ところが、教科書の記述を減らすなど、歴史から消していく動きも見られます。小池都知事は2017年以降、式典への追悼文も送りません。

どの国の人のいのちもみんな同じいのち
植民地支配など加害の歴史に目を背けず、偏見・差別・暴力・戦争のない平和な世界に。

生活保護は国民の権利です
誰もが生活に困まるリスクを抱えています
生活保護の申請は、国民の権利です。憲法第25条「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保障する、いのちを守るための大切な制度です。社会状況や病気やケガ、さまざまなリスクの中で、制度を必要とする可能性は誰にでもあります。
住まいが無くても、持ち家があっても申請ができます。また、親族への扶養義務紹介は義務ではありません。

「生活保護」ではなく「生活保障」に
私たち日本共産党は、利用のためらいや偏見をなくすため、生活保護制度を生活保障制度に改め、国の大事な制度としての改善を求めていきます。

どなたでも申請できます
市役所に同行も致しますので、心配ごとがありましたらお気軽にご相談ください。









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